大型バイクを取得する条件はそれぞれ人によって異なります。
取得できる年齢制限があり、満18歳以上と定められております。
18歳にならないと教習が受けられないというわけではなく、17歳で教習を受けて最後の「卒業検定」の時に18歳になっていれば問題ありません。
(あまりにも早く入校してしまうと18歳になるときには技能を忘れてしまう可能性があるため、18歳の誕生日の1か月前からでないと入校を受け付けない所が多いです。)
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また、一般的に教習所で大型バイクの教習を受ける際には、中型バイクの免許を取得した後に大型バイクの教習を受けることができます。
つまり、全くバイクに触れたことがない方が、いきなり大型バイクの教習を受けることは難しいです。
仮に、教習を受けさせてもらえることになったとしてもよっぽどセンスのある方で無ければ、単位を取得することは難しいです。
というのは大型バイクの免許は中型バイクの免許で学習するものの延長線にあるためです。
いうなれば中型バイクの応用編といっても過言ではありません。
中型バイクに慣れている方が大型バイクに乗ると、すべての感覚が違うことに驚きます。
バイクのエンジンの大きさが異なりますので、横幅も自然と大きくなるためニーグリップの感覚が変わってきたり、高速走行時の横風の影響も中型バイクと比べて受けにくいです。
そして、一番違うところはアクセルの感触です。
かなりシビアなので、中型バイクの感覚でアクセルを回すと、身体が前後にふられてしまって乗れたものではありません。
ちなみに試験場で一発合格することはとても難しいので、教習所で少しづつ技能を身に着けて卒業検定に合格するのが最短ルートです。
大型バイクの免許は、中型バイクの免許では運転できなかった400cc以上のバイクを運転することができ、また運転するバイクの排気量に制限がなくなるくことから、限定解除とも言われています。
免許を取得する費用は、中型バイクが約20万円、大型バイクが約10万円が相場です。
価格は中型を飛ばして、いきなり大型バイクの免許を取得するのも同じ程度かかるので、免許を取得するまでにはだいたい30万円程度かかると見積もっておくと良いです。
バイクのタンデム(二人乗り)が可能になるのは免許を交付されてから1年以上経過していることが条件となりますが、高速道路を走行するには免許取得後3年以上経過していなければタンデムすることは出来ません。
また、一部の首都高ではタンデム自体が禁止されている区間もありますので注意が必要です。