普段スーパーなどで食品を購入するときに気になるのが、その商品を食べたいかどうか、次に物の金額、その後に賞味期限・消費期限だと思います。
食べたいかどうかや金額については何となく理解できるかと思いますが、賞味期限・消費期限はいったいどうやって決められているのでしょうか。
そもそもこの2つの違いは何なのでしょうか。
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目次
賞味期限とは
賞味期限とはその食物を「美味しく食べられる期限」を言います。
こちらは少し期限が過ぎてしまったとしても食べることができます。
よく家庭で「賞味期限が切れて決まったから勿体無いけど捨ててしまおう」という会話があるかと思いますが、美味しく食べられる期限ですので少し過ぎてしまっても問題ありません。
消費期限とは
消費期限とはその食物を「安全に食べられる期限」を言います。
この期限が過ぎてしまったものは、食品に記載されている保存方法を守っていたとしても食べないほうが良いです。
消費期限が過ぎてしまったものは本当に安全に食べられないのか?
スーパーで購入した生鮮食品(肉、魚など)は基本的に消費期限がとても短いものばかりですが、テレビやメディアで「冷凍すれば鮮度を保つ事ができる」ということを聞いたことがあるかと思います。
そうです、この場合消費期限を超えても食べることができます。
他にも缶詰には消費期限の記載がなく、缶が錆びついていないか、缶本体が膨張していないかや、穴が空いていないかで自己判断するしか方法がありません。
消費期限の次の段階の期限を設けることは食品製造業者の方々にとっては今までやってこなかった作業にプラスアルファでやる作業が増えますので非常に手間のかかる作業だとは思いますが、消費者目線からすると期限があるに越したことはないので、ぜひとも本当に食べられない期限をつけてもらいたいものです。
廃棄率が高いコンビニが赤字にならない仕組み
いつも身近にありほぼ24時間営業していて一人暮らしや料理が大変という方にとって無くてはならないコンビニですが、使用費期限切れによって毎日大量の食品が捨てられていますが、
実はコンビニで商品を購入するときに消費期限が切れた食べ物を捨てる廃棄代も一緒に支払っております。
これによって大量の廃棄があったとしてもやっていけるという訳です。
世界でも食品の廃棄率が高い日本。
食の安全が第一、食べる量が作る量をの上回ってしまい足りなくなることが大変なことなのは分かりますが、少しでも食べる量と作る量を狭めて、捨ててしまう量を減らすことができる制度ができたらなーとおもいます。