近頃ずいぶんと数が減ってしまった公衆電話ですが、まだスマホの電池がすぐ無くなるという問題があるため、たまに利用するという方もいらっしゃるかと思います。
スマホの電池なくなったー!!と公衆電話ボックスに駆け込んだものの「使い方がわからない!!!」なんてことあるかと思います。
また、若い方を中心に利用がなくなっており、最近の小学生はなんと85%も公衆電話の使い方を知らないそうです。。恐るべしデジタル世代。。。
そこで今回は、身近にあるけどいまいち使い方がわからなくて公衆電話の利用を躊躇してるという方のために公衆電話の使い方をご紹介したいと思います。
【目次】
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目次
公衆電話の設置場所
公衆電話って使いたいときに限って見つかりません笑
身近なものを予め知っておくと役に立つかと思います。
以下にURLを載せておきましたのでご参考下さい。
・NTT東日本 公衆電話設置場所検索
httpss://service.geospace.jp/ptd-ntteast/PublicTelSite/TopPage/?sp=1
電話のかけ方
①まずは受話器を手に持つ
受話器を置いたままですと反応しません。
使用するときは必ず受話器を上げて操作しましょう。
②お金またはテレホンカードを入れる
お金は10円玉、50円玉、100円玉が利用できます。
お釣りが出ない公衆電話もありますので、利用するときに公衆電話の画面を確認しておきましょう。
テレホンカードはそのままカード挿入口に差し込みます。
③ダイヤルを回す
おそらくここが1番よくわからない方が多いのではないでしょうか。
かけたい番号の穴に指を入れて時計回りに回して指が引っかかるところまで回すと1桁入力できますので繰り返して番号を入力していきます。
※ボタン式は通常のボタン入力のみですので割愛します。
これで相手と電話することができます。
10円で1分から10秒程度電話できる
相手との距離によって通話時間が異なりますが、市内局番であれば1分、携帯電話は10秒程度通話することができます。
途中で切れてしまいそうな時は都度お金を入れることによって時間を延長することができます。
緊急時にはワンボタンで通報できる
いざという時には公衆電話で料金無しで通報できます。
受話器を上げて公衆電話の下の方についている赤いボタンを押すことによって、110番、119番の通報ができます。
ちなみに解約してしまったガラケーも電源があれば通報することができますので覚えておくと安心です。
なぜ全撤去されないのか
今やスマホが当たり前の時代になぜ公衆電話という時代遅れの機械が街の至るところに設置されているのかというと、実は国から一定の距離ごとに設置を義務付けられているためです。
これは、万が一災害が発生したときのインフラを保つためです。
また、公衆電話は災害時、他のどの通信機器よりも優先して電話を掛けることができるので、災害時にはかなり重宝するものとなっています。
実際、東日本大震災発生時にもスマホは通話出来ないけど公衆電話は使えたなんてことがありました。