日々の食生活の中で切っても切れないスーパー。
コンビニエンスストアなどとは比べ物にならないくらい
安く商品が売られていることや、品ぞろえの豊富さも魅力的ですね!
そんなスーパーの商品ですが、何気なく買い物していると値段が「~8円」といった
最後の数字が8円になっていることが多いかと思います。
ぱっと考えてみると
「お釣りを払う時端数が出て面倒くさそう」
「8よりも0の方が見やすそう」
などと様々な意見が出てきて謙遜されそうな数字ですが、
いったいなぜ端数が出る8円が多いのでしょうか。
目次
最も安く感じる末尾の価格は8円
スーパーも利益を求めているため、できるだけお客様に商品を購入してもらいたいと考えております。
末尾の数字を8円とすることで、安さを演出しております。
例えば、消費者は100円よりも98円で売られてる方が「2円得したラッキー!」
という感覚に陥り、購入数が増加するそうです。
末尾の価格が8円、9円、5円、0円、7円の順番で安く感じるようです。
高く感じる末尾の価格は1円
逆に高く感じる数字は1円です。これは
「0円からみて1円損した」
「10円でちょうど出したいのにさらに1円出さないといけない」
「1円なら切りのいい0円にしてくれればいいのに」
などと、あまりいい印象がないためです。
確かにどこのスーパーにいっても「〜1円」で売られている商品は探しても見たことがありません。
高く感じる金額にも順番があり1円、2円、3円、4円、6円の順で売りづらいそうです。
スーパー側で売りたいものを調整できる
上記の価格を活用することで、スーパーが今すぐ売りたいもの、そこまでガンガン売らなくても良いものを調整する事ができます。
もし私がスーパーの店員なら、同じ種類の商品で賞味期限の近いものを8円で売って
賞味期限がまだ先のものを1円で売り、なるべくロスを減らすようにするかもしれません。
男性は〜0円で売られている方が購入率が高い
スーパーを利用している方は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いため、女性に合わせた心理状況を作ることで、上記のように購買意欲を高め、買ってもらう数を増やしております。
同じ価格なのに男女でこうも印象が違うのは不思議ですね。
実際に購入できる金額は違う
現在は商品の価格と、消費税の金額が分けて表情られていることが多いため、実際に購入できる価格とは少し違う金額になります。
印象ってホント大事なんですね!
終わりに
いかがだったでしょうか。
スーパーも消費者にどうしたらよりたくさん売れるかを試行錯誤しているのかがお分かりいただけたのではないでしょうか。
また、上記の例は一例で、スーパーの業界は競争が激しく大変厳しいので簡単に価格を変えることはできないことも付け加えておきたいと思います。