作今、たばこ税の値上げがささやかれており喫煙者にとってはますます肩身の狭い社会になりつつありますが、そもそもたばこ税とは現在いくらの税金が課せられているのでしょうか。
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たばこに課されている税金
たばこの税金はよくコンビニ等で販売されているカートン、ひと箱ごとではなく一本ごとに税金が設定されており、たばこ一本約12円もの税金が課せられています。
これは、
ひと箱で20本×12円=240円
1カートンで240円×12箱=2,880円もの税金が課されていることになります。
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たばこ税はどのような使いみちがあるのか
たばこを購入した人から徴収した税金はいったいどのような形で利用されるのかというと、実は明確な使い道は決まっておらず、財源の種類としては「一般財源」というなんでも使えるお金として徴収されています。
一般財源とは社会保障や公共福祉など様々なものに利用されております。
しかし、一般予算の中には国債の支払いも含まれております。
たばこには複数の税金がかけられており、「国たばこ税」「地方たばこ税」「たばこ特別税」「消費税(国)」「地方消費税」と五つの種類の税金がかけられております。
たばこ税の年間の徴収金額とは
ここまで税金ばかり課されているたばこですが、一体どれだけの金額が年間を通して徴収されているのでしょうか
一年間で約2兆円です!!
これは国家予算のじつに50分の一を占める金額となっております(国家年間100兆円)。
これはヨーグルトでお馴染みの国、ブルガリアなら日本のたばこ税だけで国家予算がまかなえてしまいます。
たばこ税はなぜ年々増額していくのか
そもそもなぜ、たばこ税は増額の傾向にあるのかというと「国の税収の確保」「医療費の補填」「喫煙さないための抑止」などがあげられます。
「国の税収の確保」とは常日頃から毎年様々なものの税金が高くなるのと同時にたばこ税もそれに準じて高くなっているということです。
「医療費の補填」とはたばこによる病気の治療代として健康保険などをっ利用した際に一般の健康保険では賄いきれない分をたばこ税で補っているという面もあるそうです。
「喫煙の抑制」は読んで字のごとく喫煙によって健康を害さないための抑止力になると考えられております。
日本は借金国家ですので、税金が増額はしても減額することはなく年を経るごとにどんどん値段が上がっていくと思われますのでこの機会に禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。