毎年の行事のように訪れる税金の計算である年末調整。
会社からはこれとこれとこれを集めてきてーと何が書かれているかよくわからない紙を渡されて必要事項を頑張って記入しなければいけません。
いったい何をやっているのかわからない方も多いのではないでしょうか?
今回は簡単に年末調整や税金についてご紹介させていただきたいと思います。
目次
年末調整とは何をしているのか
年末調整というのはサラリーマン、アルバイトの方の税金を会社が計算することを言います。
毎月税金やら何やらが引かれて手取りの金額が口座に振り込まれることになりますが、実は年末調整する前の段階では税金を多めに取られていることがとても多いです。
そのため、年末調整をしないとなるとかなり損してしまうことになります。
年末調整に必要な書類とは
任意で生命保険などに加入している方は10月の中旬から11月の初めにかけて「保険料控除証明書」というものが保険会社から自宅宛に送付されます。
基本的にはこのハガキの用意と、会社から配布される「給与所得者の扶養控除(異動)申告書」「配偶者控除申告書」「保険料控除申告書」に最低限の記入しなければならない箇所を記入します。
会社から貰った年末調整の資料をなくしてしまった方はこちらからPDFをダウンロードすることができます。
「給与所得者の扶養控除(異動)申告書」「配偶者控除申告書」「保険料控除申告書」
まず、「給与所得所の扶養控除(異動)申告書」にはお名前とハンコさえついていれば、後は先ほどお話した保険料控除証明書を添付すれば会社が税金の計算をしてくれます。
「保険料控除証明書」も上記と同じです。
「配偶者控除申告書」については、配偶者(結婚相手)の名前、生年月日、収入を記入するところがありますので忘れないようにしましょう。
これで最低限の作業は終了となります。あとは税金が還付されるのを待ちましょう。
還付の方法としては、1月または2月の給与に乗っけて振り込まれることが多いです。
確定申告と年末調整の違いは?
年末調整だけで税金の計算が完結するのにもかかわらず、わざわざ確定申告という作業をする人がいます。
それは、会社勤めではない個人経営の方です。
個人経営の方は所属している会社が存在しないため、自分で税金を納付することになります。
そのため、自分で税金を計算して自分で納付することになるため、間違えがちになりますので、早めに税務署などに行って税金の相談をすると良いです。
また、お金はかかりますが、税理士に依頼すると全て手取り足取り教えてくれるかと思います。
確定申告についての詳細はまた次回にご紹介させていただきたいと思います。